地震速報、テレビ局による違い。見るべき局は? [時事関連]
昨日の早朝、福島県にて大きな地震がありましたね。
津波警報が発令され、テレビでも各局で、地震や津波の情報、避難喚起をしていましたが、各局、アナウンサーの方々のカラーが非常に強く表れる呼びかけでした。
特にNHKと民放とでは、大きな差がありました。
災害時、見るべきチャンネルは、自分が置かれた状況によって違ってくると感じました。
NHK
● 特に午前8時台のNHKのアナウンサーの方の
「絶対に海岸には近づかないでください、今すぐ高台に避難してください。津波の様子を観に行くような事は、絶対にしないでください!」
という声に、祈りがこもっているような、まるで自分の家族に懇願しているような腹の底からの強い声。
→この声には危機感が強くこもっており、3.11を思い起こさせるような、視聴者の不安を煽るようなアナウンス。
● テレビ画面にも赤地に白抜き、ひらがなで つなみ!にげて! というわかりやすく強い表示がされていた。
● 外国人向けにTUNAMI TUNAMI の表示があり、下にラジオの案内が出ていた(英語で聞けるニュースか?)
● NHKはアナウンサーがひとり(同じスタジオ内に複数人のアナウンサーやコメンテーターがいない状態・またはいたとしてもその人達の事は気にせず)で状況を伝えている。
→発信先が視聴者一方向
まとめ
☆ 不安を非常に煽られるが「必ず今すぐ避難しなければならない」という危機感を煽るため、現地にいる避難対象者への声かけに非常に良い
☆ 過去の地震の影響で不安を感じやすい人には、恐怖心を煽るないようになっている
民放
● アナウンスは、危機感はあるものも、非常に冷静に落ち着いて、状況を俯瞰で伝えている局が多かった。
→こちらは、危機的状況は伝わる物の、NHKに比べて視聴者の恐怖心を煽るような口調ではなかった。むしろ、視聴者を煽らず、落ち着かせなければという狙いがあるように感じた。
● つなみ!にげて! の表示がされているところもあれば、「津波警報」という表示が出ているところもありました。
●他局は、複数のアナウンサーやコメンテーターが周りにいるようで、「避難してください」と視聴者に話しかける一方、周りにいる人たちにも気を配っているように感じられた。
(一緒に話す、同意を求めるなど)
まとめ
☆ 状況をしっかり客観的に伝え、冷静なアナウンスだが、視聴者の危機感を激しく煽り事はない。
☆ 避難対象者へのアプローチとしては弱い
☆ 他地域で状況を冷静に知りたい人たちには落ち着いて聞く事が出来てわかりやすい。
☆ 過去の地震の影響で不安を感じやすい人には、こちらの方が冷静に聞く事が出来る。
※ 共通して言える事、各地の報道フロアや、飛行機などの中継先の人は、一人で話しているので(現場にはほかに一緒に話す相手がいないので)NHKのアナウンサー同様、発信先が視聴者一方向
※ 一方向の場合、危機感が強く、訴えかけに強さがある。一方向の場合、危機感が強く、訴えかけに強さがある。
結果
被災した現地にいる人は、NHKを
被災地から離れて大きな被害がない人は、民放を
見るのがいいのではないでしょうか?
もちろん、感じ方は人それぞれです。
なにより、大きな災害が再び訪れないよう祈るばかりです。
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津波警報が発令され、テレビでも各局で、地震や津波の情報、避難喚起をしていましたが、各局、アナウンサーの方々のカラーが非常に強く表れる呼びかけでした。
特にNHKと民放とでは、大きな差がありました。
災害時、見るべきチャンネルは、自分が置かれた状況によって違ってくると感じました。
NHK
● 特に午前8時台のNHKのアナウンサーの方の
「絶対に海岸には近づかないでください、今すぐ高台に避難してください。津波の様子を観に行くような事は、絶対にしないでください!」
という声に、祈りがこもっているような、まるで自分の家族に懇願しているような腹の底からの強い声。
→この声には危機感が強くこもっており、3.11を思い起こさせるような、視聴者の不安を煽るようなアナウンス。
● テレビ画面にも赤地に白抜き、ひらがなで つなみ!にげて! というわかりやすく強い表示がされていた。
● 外国人向けにTUNAMI TUNAMI の表示があり、下にラジオの案内が出ていた(英語で聞けるニュースか?)
● NHKはアナウンサーがひとり(同じスタジオ内に複数人のアナウンサーやコメンテーターがいない状態・またはいたとしてもその人達の事は気にせず)で状況を伝えている。
→発信先が視聴者一方向
まとめ
☆ 不安を非常に煽られるが「必ず今すぐ避難しなければならない」という危機感を煽るため、現地にいる避難対象者への声かけに非常に良い
☆ 過去の地震の影響で不安を感じやすい人には、恐怖心を煽るないようになっている
民放
● アナウンスは、危機感はあるものも、非常に冷静に落ち着いて、状況を俯瞰で伝えている局が多かった。
→こちらは、危機的状況は伝わる物の、NHKに比べて視聴者の恐怖心を煽るような口調ではなかった。むしろ、視聴者を煽らず、落ち着かせなければという狙いがあるように感じた。
● つなみ!にげて! の表示がされているところもあれば、「津波警報」という表示が出ているところもありました。
●他局は、複数のアナウンサーやコメンテーターが周りにいるようで、「避難してください」と視聴者に話しかける一方、周りにいる人たちにも気を配っているように感じられた。
(一緒に話す、同意を求めるなど)
まとめ
☆ 状況をしっかり客観的に伝え、冷静なアナウンスだが、視聴者の危機感を激しく煽り事はない。
☆ 避難対象者へのアプローチとしては弱い
☆ 他地域で状況を冷静に知りたい人たちには落ち着いて聞く事が出来てわかりやすい。
☆ 過去の地震の影響で不安を感じやすい人には、こちらの方が冷静に聞く事が出来る。
※ 共通して言える事、各地の報道フロアや、飛行機などの中継先の人は、一人で話しているので(現場にはほかに一緒に話す相手がいないので)NHKのアナウンサー同様、発信先が視聴者一方向
※ 一方向の場合、危機感が強く、訴えかけに強さがある。一方向の場合、危機感が強く、訴えかけに強さがある。
結果
被災した現地にいる人は、NHKを
被災地から離れて大きな被害がない人は、民放を
見るのがいいのではないでしょうか?
もちろん、感じ方は人それぞれです。
なにより、大きな災害が再び訪れないよう祈るばかりです。
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